農園便りの最近のブログ記事

海岸沿いのおしゃれな建物は、山から下りてきた僕にとって別世界で、明らかに浮いていた。そういうことは気にしないことにしてトークなのだが、お相手がオトさんと、スーパーマキイの牧井さんだった。スーパーマキイは僕の地元のスーパーでいろいろこだわっていて面白い店だが、そもそも買い物をあまりしなくなったので時々しか利用していない。でも牧井さんは昨年から富士町で農業も始めていて、すごい偶然だった!

トークが始まって、あとから呼ぶねと言われていたのに、結局予定の一時間の一分前になった。それまで牧井さんは面白いぶっちゃけ話をいろいろと披露してくれた。オトさんはかなり熱く自分の思いを語った。でも際限なく話しが拡がっていってしまったし、日本がアメリカの属国だの何だのとかいう話しまで始めてしまったので、聞いている人がどう感じているのか心配だった。テーマがなかったのがいけなかったのかな。そもそも雑談だからいいのか。しかも自分のステージだし。 とにかくいつになるか分からない出番を待っていて疲れたのが残念。

ようやく呼ばれてからは、あっという間だった。自分が出てきて明らかに盛り下がった感が。トークはむずかしいですね。

九州の森

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いとこの結婚式で京都に行くため、久しぶりに九州を出て本州へ。新幹線の窓から外を眺めていていると普段見慣れている山となにか違う。すぐに気付いたのが、ほとんど杉が生えていないということ。比較的竹も大人しくしているみたい。別のところに行って改めて気付かされたが、九州の山や森は本当にスギとヒノキだらけ。山間地に住み始めたのと、『クマともりとひと』を読んだからか、山や森が気になる。まだまだ何も分からず、何もできないがとても気になる。勉強してなにか関わっていけるようにしたい。

2年前、研修が終わって。1年前、移住を考えて。今年、移住を決意して。今書いて呆れてしまったけど、3年に渡って農地を探し続けました。農地というより、自分がこれから生きていく場所を探したかった。街中で生まれ育って、田舎や自然への憧れや興味はあったけど、ふるさとと呼べる場所が無く、農業に触れてから、根をおろしていないことへの漠然とした不安があった。自由を求めて、アメリカへ、トウキョウへ、アジアへ行ったのに、それがこうなるんだからミライはどうなるか分かったもんじゃない。

条件は?と聞かれても、はっきりとは言えず、まずはどういうところがあるか見てみたいというのが正直なところで、福岡周辺を見て回った。できるなら車がバンバン通る道やパチンコ屋があるところは避けたいとは考えていた。販売が難しくなるのは承知の上で、どこまで田舎へ行けるかがテーマだった。将来的に買うことができるぐらい地価が安いというのもポイント。

限界集落と呼ばれる山間地の集落が問題になっているが、まさにそういうところもターゲット。そういう中で感じたのが、そもそも国土ってなんだろうということ。もし住む人も、そして積極的に利用しようとする人もいなければ、そこが国土である必然性はない。狭い意味での貨幣価値で見て、今の山間地はお荷物なのだろう。昔は太陽エネルギーをできるだけ利用しなければ生きていけなかったから、領土を競って戦争があり、国ができていったけど、今は太陽をいかにUVカットで遮るかしか考えてないし、化石エネルギーや核エネルギーや欲望エネルギーでまわっているから、本当に必要なんだと心から思っている人が少ないから、田舎軽視や1次産業軽視になるのも当然なんだろうなぁと、自分でも思う。(別に「何となく"都会"がカッコイイと感じる気持ち」問題や「楽しいことしよう」問題があって、それは個人的にまだまったく整理ができていない。)

話しがずれたが、新規に農業を中心にして食べていく生活を始めるのは、多くを求めさえしなければ不可能ではないのかなぁと思う。思うという程度しか言えない現状ですが。僕としては新規参入の有機農家がなんとなくやっていけるモデルを作りたいというのもあるけど、それ以上に、僕自身がマチからムラに移り、生活スタイルを変え、価値観も変わって、それでどうなっていくのか、とても楽しみにしています。

家を借りて移住する予定の富士町に、西日本新聞の安武さんが講演に来られるというので、これは何かの縁と思って聞きに行きました。佐藤さんの講演は何度も聞いたけど、安武さんは初めてで久しぶりに新鮮な気持ちで講演に望めました。

安武さんはご自身の経験、奥さんの体験(早寝早起き玄米生活 ~がんとムスメと、時々、旦那~)を元に食と健康の話しをされたので、もう全然説得力が違う。弁当の日の話しやスライドもたまりません。

大切なことってなぜか忘れがちで困ってしまうけど、こうして時々思い出すこともできるし、自分でも芯から感じられるからありがたい。

いのちの食べかた』を観てきました。一切の字幕、ナレーションが無くただ淡々と食べものが作られていく様子が映し出される。正直、何が行われているか分からなくて説明が欲しいと思ったりもしたが、制作側に意図があるのだろう。合間に従業員の表情がこれまた淡々と映し出され何とも言えない感じがした。

こういうことが行われていることをほとんどの人が知らないでいられるのがなんとも言えず不思議です。3年前まで僕も何も知らなかったわけだし。

今の僕はできるだけいのちをきちんとあつかいたいなぁと思いながら農業をやっているけど、実際機械は使っているし、ある程度の量をこなさなくちゃいけないという面もあるから、同じっちゃ同じ。ただ、いくら稼ぎたいかとか、どれだけの面積をできるかというより、まず自分が食べるものの大半を自給し、その上で何人分の食べものをつくれるかということを考えたいし、不特定多数の人というよりは身近な人たちの分を手の届く範囲でやりたい、と改めて思った。

今の日本では3%が農業従事者らしいけど、3人に1人が食べものを作って、あとの2人がそれ以外の仕事につくのが、エネルギーのこと、国土のこと、経済のこと、人間のこと、いろいろ考えたらなんとなく妥当なところなのかなと思う。食べものを得ることにどれだけの時間と労力をかけ、その他の時間になにするかという風に、自分の生き方を一番シンプルなところから、これこそ近代的な志向ではあるが、考えてみるのがいいと思う。

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雪に埋もれたツタンカーメン。エジプトじゃ雪は降らんやろうけん、さむそう。

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たまにしか降らんけん言えるんやけど、きれいやなぁ。

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冬の畦にもっこり茂る彼岸花の葉っぱ。お彼岸頃に花を咲かせるために他の草が生えない今必死に光合成してるけど、大変そう。

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雨が降り出す前に収穫。農家の自給用の畑ぐらいの規模しかしてないので、もういよいよ終わりです。しばらくお米と薩摩芋で食いつないでいきます。

 有機農業の祭典二日目。種苗交換会。たねとり、がんばろうと決意。その後化学物質過敏症のセミナー。専門家ががーっと話す感じだったのでかなりきつかったが、そのおかげかかなりたたき込まれた感じ。人は間違いを犯すものだけど、どうやってそれを訂正していくのか、少しは賢くなっていかないと。

 帰りは三瀬経由。北山周辺をうろうろして、Oさんのところへ。ロバにもだいぶ慣れた。大人しい動物っていいもんだ。お留守番のRちゃんが麹を出してくれる。おいしい!むしゃむしゃ食べてしまった。菌はすごい。

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九州・山口各県の有機農業研究会のイベント。昨年の大分は行かなかったけど、今年は佐賀なので参加することに。行きは無料になった筑紫野鳥栖有料道路で鳥栖経由で行ってみる。会場は龍登園。農業旅館を目指しているらしい。

相変わらず大勢の人が集まってくる。でも年配の人がほとんど。もちろん学ぶことは多いけど、これではやっぱり新しい展開は見えてきそうにない。

今年は有機農業推進法を受け、基本計画を各都道府県や自治体が制定する段階に来ているのでどうしましょうというのが大きなテーマ。法律や制度など、公的なものに頼るというか、そういうのにあまり期待はしていないのだけれど、でも今まさに計画が作られようとしているときに、何もしなかったら他の誰かにいい加減なものを作られてしまうので、それなら有機農業研究会としてなんとかせにゃいかんというところ。どうしたって古いパラダイムの話しにはなってしまうけど、チャンスではあるのかなぁ。福岡の計画を提案しちゃいますか。

講演では丸秀醤油の社長さんと、自然エネルギーに取り組む東さんの話がよかった。やっぱり菌です。

会場の龍登園は社長も言われていたように、古くて大きな温泉旅館が生き残ろうと農をテーマにリニューアルし始めたところ。これからが楽しみです。

久留米の産直や蔵肆(くらし)の鶴久さんにいろいろと相談に乗ってもらえてよかった。

そんなところです。

高速を使わずひたすら3号線を南下。かなり時間はかかったけど実感できてよかった。12時ぴったりに四季菜館に。Tさん一家にお昼をごちそうになりお話をしたあと、Kさんに畑や周辺の案内をしていただく。考えられないぐらい細くて曲がった道を登っていくと畑が現れる。見晴らしがすごい。有機農家といっても場所や状況に寄ってやり方はいろいろです。それからKさんの家にお邪魔して相談に乗っていただく。話を聞いてもらって、自分の気持ちの整理ができたし、客観的な意見を行ってもらえて助かりました。

帰りは星野、うきはを通って帰りました。

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畑をまわすことを考えなくてよかったので、夏野菜の片付けがまだ終わってません。

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よくなってくれた茄子とピーマンの片付け。根っこがすごい。

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オクラも片付け。抜こうとしたら皮がべたべたはがれて気持ち悪い。白くなったオクラを見つけました。

新年リニューアルした虹の寺子屋。テキストも変わりました。

丁寧に仏教の成り立ちから勉強していきます。

どんな宗教も最初は新興宗教。ブッダは1人での修行をよしとしなかった。主に大都市で説法していた。というあたりが参考になりました。

米選

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僕の米を買ってくれた人なら分かると思いますが、カメムシなどに吸われた米粒は黒くなってしまいます。無農薬だとどうしても白い米の中に黒いものが混じってしまいます。年末に作ったもちはとることが出来なかったので、黒い点が気になった人もいると思います。今日は時間もあったのでもち米の米選をしました。黒い米を一つ一つ手で取ります。色彩選別機というのを昨日見せてもらいましたが、その機械を使うと自動で取り除かれます。それを人の目と手でちびちびします。これを時給換算すると値段が倍に跳ね上がりそうですが、そんなことはできんです。でも実はこれがなかなか楽しくて、かなりはまってしまう。別にしなくたって個人的には平気なんだけど、取り除いた真っ白なもち米もまたいい。きっとこういうのを非効率的な農業というのだろうけど、別の観点で見たらアリでしょう。というか、やる前にそういうことをいちいち考えたりしてられません。

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前から行ってみたかった添田町へ。いつものように201で筑豊を横断。数年前までまったく来たことがなかった地域だけど、今では懐かしいぐらい。途中から南下し、英彦山を目指す。道の駅で休憩。広々しているし、極力町で作ったいろいろなものが並んでいた。その町で作られたものがどれだけ並んでいるかで、その町の活発さが分かる。英彦山のことはほとんど知らず前日に少し勉強した程度。行ってみると想像以上に厳しい石畳の参道。左右にずらっと?が並んでいて、いままで見たことのない雰囲気。かなりの坂だけど思ったほど時間もかからずに英彦山神社へ。山頂まで行くのが目的ではないので、ここでお参りして、何事も体験と今度はケーブルカーで下山。結果を言うと高かったし、歩けるなら歩いた方がよかった。

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昼食後、小石原経由で嘉麻市へ。せっかくなら寄ってみたいと知人に電話して押しかける。話しを聞いてもらい、アドバイスをいただき、見たことのない規模の農業機械類を見せていただき、自家製の納豆までいただく。大規模化せざるを得ない環境の中で、出来るだけ顔の見える関係や農薬を使わない農業に取り組んでいるのは本当にすごいと思った。いやーそれにしてもあの田植機はデカイ。

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帰りに"食い逃げ"してしまっていた"げんき"にお代を払いに行く。運良くぜんざいができたところで、ありがたくいただく。

移住計画中なので寂しい畑ですが、ちょこっと植えた野菜が暖冬のおかげかようやく大きくなってきました。水菜、チンゲンサイ、蕪など。ほぼ一枚虫にやられた畑の端の方で、諦めかけていたチンゲンサイだけど、虫の進行がここまでだったのか、ぐんぐん生長してきれいなチンゲンサイになりました。味もすごくいい。限られた中で配達しています。よかったらどうぞ。

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一平農園

田中一平&安武久美子

佐賀市富士町&三瀬村

Tel&Fax 0952-57-2662

少量多品目の露地野菜とお米を、農薬・化学肥料を使わず育て、身近な人々に直接お届けしています。

詳しくは「一平農園について」を読んでください。

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